エンディングノートを作成して
考えておきたいこと

エンディングノートを作成したら、ぜひ考えていただきたいことがあります。それは、これからの人生をどう生きるかということです。エンディングノートは、最後まで自分らしく生きるために作成するものです。だからこそ、自分の希望を考えるだけでなく、生きがいのある充実した暮らしを送る方法も考えておきませんか?

エンディングノートは単なる覚え書きノートではない

エンディングノートは、自分に万が一のことがあった場合に、葬儀のこと、お墓のこと、医療のこと、介護のことなどについて、自分の希望を家族に伝える役割を持っています。また、預貯金のこと、保険のこと、不動産のこと、大事にしている物のことなど、持ち物を誰にどう託すかを考えるためのものでもあります。
けれども、エンディングノートを単なる覚え書きにしたり、自分の希望を考えたりすれば完成というわけではありません。家族への想いを託してさまざまなことを書き綴っていく中で、これまでの自分を見つめ直すことができると思います。過去から現在にかけての自分を振り返り、これまでにどんな想いを抱えて、どのように生きてきたか、思い出してみましょう。このように気持ちの整理をすることで、これから先の生き方を考えることができます。

エンディングノートは人生の楽しみ方を見つけるノート

これからの生き方を考えるとき、自分のことを振り返って、次のようなことをエンディングノートに書いておきましょう。 (※本製品ではWordやExcelで作成した文章を添付して残すことができます。)
「自分が好きなもの」「得意なこと」「これまでに熱中したこと」「憧れるライフスタイル」「これからやってみたいこと」「やり直しておきたいこと」など・・・。
自分がイキイキとした気持ちになれることを書いておくのです。自分の気持ちに向きあって書き出してみることで、自分が夢中になれることや、なりたい自分が見えてきます。そして、やり残したこと、以前からやってみたかったことに気づくことができるでしょう。自分自身をイキイキさせる想いに気づくことで、それが潜在意識にインプットされて、自然とその情報を集めるようになります。潜在意識のチカラはおもしろいもので、想いを実現するための行動を起こすきっかけを与えてくれるのです。人生の楽しみ方に気づくことができるなんて、楽しいと思いませんか?

大切なのは、これからの人生を楽しむ心の余裕を持つこと。心の余裕をつくってくれるのが、エンディングノートです。家族に対する想いや希望を書き記せば、もしもの場合の心配が小さくなっていきます。(※家族への想いは、本製品の個別にメッセージを残せるページにて記載できます。)そして、自分自身を振り返り、イキイキした気持ちになれることを書き出せば、これからの人生をどう楽しめるかがわかります。エンディングノートを単なる自分の覚え書きや希望を書くだけに利用するのではなく、これからの人生を楽しむ方法を探すきっかけづくりとして活用してくださいね。


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