SNSで “いいね” がもらえるシーン別写真の撮り方
シーン別写真の撮り方、覚えておきたいポイントとは?(後編)
前編ではSNSでアップする「風景写真」と「子どもの写真」の撮り方のポイントをご紹介しました。後編では、ついつい自慢したくなるおいしそうな「料理写真」や、一大イベントである運動会などの「スポーツ写真」の撮り方のコツをご紹介します。
<シーン3>料理写真の撮り方~主役を引き立てておいしさ倍増!~
●なるべく自然光を利用し、明るい場所で撮影しよう
SNSでは料理の写真をアップしている方も多いですね。料理は自然光で撮影すると明るく自然な色合いでおいしそうに写り、立体感が出て料理の美しさが引き立ちます。撮影は昼間、席は窓際がおすすめ。夜に撮影する場合は、間接照明の光を当てて撮影するとよいでしょう。
●一番見せたい料理にカメラを近づけて撮影しよう
見た瞬間に “おいしそう!” と思う写真は、ひとつの料理が主役になっているものが多いのではないでしょうか。料理全体を写すのではなく、できるだけカメラを料理に近づけて、画面からはみ出すくらい大きく撮影するとにおいや味が伝わってくるような臨場感が出せます。主役にしたい料理以外は写らないように周りを整理することも大事です。
<シーン4>運動会などスポーツ写真の撮り方~捉えよう!一瞬の緊張感や臨場感~
●追いかけて撮らずに待ち構えて撮影しよう
一大イベントである運動会やスポーツ大会は、子どもの頑張りに胸を熱くする親御さんも多いもの。感動をSNSで共有したくなりますね。スポーツの写真は被写体が動いているので、撮影が難しいです。動きを追いかけてしまうとかなりの確率でブレてしまうので、場所を決めて待ち構えて撮りましょう。おすすめはスタート地点。スタート前の緊張した表情が撮れるし、動きが止まるのでブレる失敗が少なくなるのもうれしいですね。
●臨場感が増すローアングルで撮影しよう
スポーツ写真は、SNSにアップしてもその迫力が伝わらないことも多いのではないでしょうか。臨場感を伝えるためには、なるべく至近距離での撮影がおすすめ。レンズが変えられるカメラの場合は望遠レンズで撮影しましょう。また、低めにカメラを構えて、ローアングルから撮影すると動きのあるダイナミックな写真が撮れます。ぜひ試してみてくださいね。
SNSで写真をアップしたら、多くの人に反応してもらえるとうれしいですね。そのために、魅力的な写真は必須です。今回シーン別にご紹介した「風景」「子ども」「料理」「スポーツ」の4パターンは、SNSで共有しやすい題材。ぜひポイントを押さえて撮影に挑戦し、いい写真が撮れたらSNSにアップしてみてくださいね。