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ためになる!? はがきの豆知識

コンビニで年賀状の印刷はできる?大手3社の印刷方法を紹介

年賀状は、手書きしたり、パソコンで自作したりするのが一般的だろう。しかし、最近ではコンビニでも年賀状の作成と印刷が可能だ。どのような年賀状を作れるのか、どのように依頼すれば良いのか、全国展開している3つの大手コンビニのサービスについて紹介しよう。

年賀状印刷ができるコンビニを紹介!

コンビニで年賀状印刷をする方法は、大きく分けて3種類だ。店頭で注文する方法、インターネットから注文する方法、また一部のコンビニでは、店舗に備え付けのマルチコピー機を使って作成する方法もある。いずれも年中無休で、24時間利用できるので、日中は仕事で忙しい人にとっても便利だろう。

店頭やインターネットから注文するときは、カタログやWEBサイトを見ながら、豊富なデザインの中から選べる。ほかにも、挨拶文や文章、書体、印刷方法などの選択が可能だ。インターネットからの注文であれば、写真の挿入や宛先の印刷もできる。

はがきは基本的にコンビニ側で用意してある。早期割引やネット割が適用されるので、注文方法次第でお得に印刷できるだろう。

11月上旬くらいまでの注文は一律で受取日が決まっており、それ以降は注文から4~9日後が受取日の目安になる。

【ファミリーマート】年賀状印刷サービス

ファミリーマートの年賀状印刷サービスでは、593種類のデザインから選べる。キャラクターものから業務用まで、送り先に応じて幅広く選べるのがうれしいところだ。

インターネットからの注文限定で、手持ちの画像データを挿入するデザインを選べたり、宛名印刷をしてもらったりすることができる。

宛名の入力は、テンプレートをダウンロードして先に済ませることができるので、慌てなくても大丈夫だ。

送料はファミリーマートの店舗で受け取る場合は無料だが、自宅など配達先を指定する場合は550円がかかる。店舗以外で受け取る場合の支払い方法は、クレジットカードによるオンライン決済のみとなる。

料金割引

ファミリーマートでは、インターネットから注文すると、印刷料金が11月6日から12月27日まで30%オフになる。店頭での注文は、11月まで10%オフだ。インターネットで注文するほうが、断然お得になる。

なお、割引されるのは裏面の印刷料金だけで、宛名の印刷料金やはがき代は対象外だ。

注文方法

続いて、ネットと店頭での注文方法を、それぞれ見てみよう。

ネットで注文する

インターネットから注文する場合は、最初にファミリーマートの年賀状印刷ページを開く。年賀状のデザインを見られるようになっているので、どれにするか選ぼう。すべてを表示したり、カテゴリー別に表示したり、手元にカタログがあればデザイン番号から検索できたりする。

気に入ったものがあれば、「このデザインを選択する」というボタンをクリックしよう。初めて利用するなら、次の画面で「利用規約やプライバシーポリシーの同意」にチェックを入れる。過去に利用経験があって、手元にダイレクトメールが届いているなら、記載のDM番号とパスワードを入力して、次に進もう。

編集画面になり、画面の指示に従って、送り主の住所や名前、添え書きの内容などを入力したり、挨拶文や書体を選んだりする。「プレビュー更新」というボタンをクリックすると、そのたびに入力や選択内容が反映されて、どのように仕上がるか確認が可能だ。

次の画面で希望枚数を入力すると、料金が表示されるので、問題が無ければ次に進もう。カートの画面になるが、宛名印刷の案内がその上に表示されるので、希望するなら「申し込む」をクリックしよう。カートの画面からも申し込める。

新規追加やインポートで宛名を登録したら、印刷したいものにチェックを入れて書体を選び、「宛名注文を完了して次に進む」をクリックして完了だ。

カートに戻るので、別のデザインで注文したい場合は、同じ手順を繰り返そう。無ければ「ご注文手続き」をクリックして先に進む。連絡先と受取方法を選択し、アンケートに答えた上で、「最終確認画面」で問題が無ければ注文を確定しよう。

受取先をファミリーマートの店舗以外にした場合は、ここでオンライン決済の画面が表示されるので手続きが必要だ。

注文から30分後くらいに、連絡先で登録したメールアドレスに注文内容確認のメールが届く。店舗で受け取る際には、このメールに記載されている注文番号が必要になるので、大切に保管しよう。

店頭で注文する

ファミリーマートの店頭で注文する場合は、先に年賀状印刷のカタログをもらい、デザインを選んだ上で、申込書に必要事項を記入する。後は、ファミリーマートの店頭で申込書を提出するだけだ。

予定の受取日になったら店頭で完成した年賀状を受取、料金を支払う。インターネットの注文と違って、店頭以外の受取はできない。

【セブン-イレブン】年賀状印刷サービス

セブン-イレブンの年賀状印刷サービスでは、313種類のデザインから選べる。インターネットからの注文であれば、宛名印刷や手元にある画像データの挿入ができる。

また、年賀状が不足した場合は、注文履歴から手続きすると、1回につき最大30枚まで、マルチコピー機で追加印刷ができる。

インターネットで注文しても、店頭で注文しても、受取は店頭だけで、自宅などへの配送はできない。料金は年賀状を受け取るときに支払うが、はがきの分は現金かnanacoに限られている。nanacoで、はがきの分を支払うには、印刷分の支払いが現金、nanaco、QUOカード、7&i商品券のいずれかでなければいけない。

料金割引

セブン-イレブンの年賀状印刷サービスでは、ネット割と早割、複数割という3種類の割引がある。いずれも裏面の印刷料金が対象で、宛名印刷は対象外だ。プリント代行は早割のみ適用される。

ネット割はインターネットからの注文が対象であり、いつでも30%オフだ。早割はインターネットと店頭の両方に適用され、11月30日までは10%オフとなる。さらに複数のデザインで注文すると、複数割として5%オフだ。

注文方法

続いて、ネットと店頭での注文方法を、それぞれ見てみよう。

ネットで注文する

まずは、年賀状印刷のページからデザインを選択する。拡大画像と料金が表示されるので、問題がなければ「このデザインでつくる」というボタンをクリックしよう。

カタログがあるなら、画面の右側に表示される虫眼鏡のボタンをクリックすると、絵柄番号を入力して検索できる。スマートフォンであれば、カタログのQRコードを読み取って、アクセスが可能だ。

次にプライバシーポリシーが表示され、同意するとログインの画面が表示される。初めて利用する場合は、会員登録が必要だ。FacebookやTwitter、Google、Yahoo!Japanのアカウントでもログインできる。

ログイン後の画面は、選んだデザインによって異なる。手持ちの画像データを挿入するタイプのデザインであれば、画像をアップロードしよう。

「レイアウト完成」というボタンをクリックすると、送り主の名前や住所、電話番号、メールアドレス、添え書きなどを入力できる画面になる。指示どおりに入力しよう。

「入力完了」ボタンをクリックしたら、次は挨拶文の入力だ。既成の文章から選べるだけでなく、最大3行までオリジナルの文章を作成できる。

最後にレイアウトを調整して、デザインは完了だ。

ダイレクトメールに記載されている番号を認証する画面が出てきたら、入力すると割引料金が適用される。ダイレクトメールが届いていなければ、次に進もう。

宛名印刷の画面が表示されるので、手入力するか既存のデータをインポートする。レイアウトを確認したら、表面の絵柄を選ぼう。選べる絵柄は10種類だ。無地のままにすることもできる。宛名印刷も表面の絵柄印刷も有料のオプションだ。1枚につき、それぞれ40円かかる。

表面のレイアウトが終わったら、注文枚数を入力する画面だ。入力すると料金が表示される。画面下には適用されている割引一覧が表示されるので、意図したとおりの料金になっているか確認しよう。

最後に年賀状を受け取る店舗を指定し、注文内容確認の画面で「注文確定」というボタンをクリックすると完了だ。その後、注文確認メールが送られるので内容を確認しよう。年賀状を受け取る際には、8桁の申込書番号が必要だ。

ちなみに、デザインでプリント代行を選択した場合は、ログイン後に印刷したい画像データをアップロードする画面になる。「印刷データ決定」というボタンをクリックすると、カートの画面になるので、宛名印刷を希望する場合は、そこから手続きしよう。以下の流れは同じだ。

店頭で注文する

店頭で注文する場合は、カタログからデザインを選び、申込書に必要事項を記入して提出しよう。店頭での注文に限り、はがきの持ち込みが可能だ。ただし、インクジェット写真用や広告入りなど、一部印刷できないはがきがある。額面が現行と違うはがき(52円や62円など)も対象外だ。料金は年賀状を受け取る際に支払う。

【ローソン】年賀状を印刷する方法

ローソンの年賀状サービスでは、500種類以上のデザインから選べる。インターネットからの注文限定で、有名作家のキャラクターや豪華な年賀状など多様なデザインが用意されている。

ほかにも、裏面すべてを手持ちの画像データにできたり、ハイグレードな箔押しのデザインを選べたりするなど、豪華なデザインが用意されている。

お祝いの言葉を使わない「年始状」のデザインも選べるので、あらゆるニーズに対応できるだろう。

受取方法は、店頭受取と、インターネットで注文した場合に限り、配送受取が可能だ。ただし、配送受取は550円の送料がかかり、支払い方法は注文時のクレジットカードによるオンライン決済のみとなる。

料金割引

ローソンでは、インターネットから注文すると、印刷料金が12月3日まで30%オフ、12月4日からは25%オフになる。店頭での注文は、11月6日まで10%オフとなる。さらに、インターネットでも店頭でも、複数のデザインを同時に申し込むと2%オフだ。

ほかのコンビニと同様、裏面の印刷のみに適用される。宛名印刷は対象外だ。

注文方法

ローソンの年賀状印刷は、ファミリーマートと同じくマイプリント社が担当している(セブン-イレブンは富士フィルム社)。そのため、注文の流れや画面はファミリーマートとほぼ同じだ。

ネットで注文する

インターネットから注文する場合は、最初にローソンの年賀状印刷ページを開く。気に入ったものがあれば、「このデザインを選択する」というボタンをクリックしよう。手元にカタログがあればデザイン番号から検索して、ボタンが表示されるページへ進める。

初めて利用するなら、次の画面で「利用規約やプライバシーポリシーの同意」にチェックを入れよう。過去に利用経験があって、手元にダイレクトメールが届いているなら、記載のDM番号とパスワードを入力して次に進む。

編集画面になるので、指示に従って、送り主の住所や名前、添え書きの内容などを入力したり、挨拶文や書体を選んだりしよう。「プレビュー更新」というボタンをクリックすると、入力や選択内容が反映されて、どのように仕上がるか確認できる。

次の画面で希望枚数を入力すると、料金が表示されるので、問題が無ければ次に進もう。カートの画面になるが、宛名印刷の案内がその上に表示されるので、希望するなら「申し込む」をクリックする。カートの画面からも申し込みが可能だ。

新規追加やインポートで宛名を登録したら、印刷したいものにチェックを入れて書体を選ぼう。「宛名注文を完了して次に進む」をクリックして完了だ。

カートに戻るので、別のデザインで注文したい場合は、同じ手順を繰り返す。無ければ「ご注文手続き」をクリックして先に進もう。連絡先と受取方法を選択し、アンケートに答えた上で、「最終確認画面」で問題が無ければ注文を確定する。

受取先をローソンの店舗以外にした場合は、ここでオンライン決済の画面が表示されるので手続きしよう。

注文から30分後くらいに、連絡先で登録したメールアドレスに注文内容確認のメールが届く。店舗で受け取る際には、このメールに記載されている注文番号が必要になるので、大切に保管しよう。

店頭で注文する

ローソンの店頭で注文する場合は、先に年賀状印刷のカタログをもらい、デザインを選んだ上で、申込書に必要事項を記入して提出する。店頭注文であれば、はがきの持ち込み印刷が可能だ。追加料金を支払うと、ロゴの印刷もできる。

予定の受取日になったら店頭で完成した年賀状を受取、料金を支払おう。店舗で対応している方法で支払える。

自作の年賀状を印刷することもできる!

セブンイレブンやローソンでは、店頭にあるマルチコピー機で、自作の年賀状の印刷が可能だ。ファミリーマートにもマルチコピー機はあるが、はがきの印刷は対応していないため、年賀状の印刷はできない。

セブンイレブンとローソンのマルチコピー機について、それぞれ見ていこう。

【セブン-イレブン】マルチコピー機の使い方

セブンイレブンのマルチコピー機では、USBメモリやSDカードといった記憶媒体はもちろん、「netprint®」というアプリ経由で、はがきへの印刷が可能だ。年賀状を作成してマルチコピー機で印刷できるアプリもある。対応しているファイル形式はJPEG、PDFなどだ。

記憶媒体から印刷する場合は、マルチコピー機のメニュー画面から「プリント」→「はがきプリント」を選択し、記憶媒体を挿入したり、赤外線通信でやり取りしたりする。ファイルを選択して、編集機能で大きさや配置を決めたら、印刷して完了だ。

アプリの場合は、印刷したいファイルを登録すると、予約番号が表示される。マルチコピー機のメニュー画面で「プリント」→「ネットプリント」を選択し、問題がなければ、そのまま印刷するだけだ。

マルチコピー機には、すでに私製はがきがセットされているが、自分ではがきを持ち込むこともできる。対応しているのは定型サイズの普通紙のみで、インクジェット用のはがきは故障の原因になるので使えない。

印刷する際、はがきの種類を選ぶ画面で「持ち込みはがき」を選ぶと、セットの方法が表示される。それに従ってカートリッジを引き出し、正しい向きでセットしよう。料金はカラーが1枚60円、白黒は20円だ。

【ローソン】マルチコピー機の使い方

ローソンでは、2種類のマルチコピー機がある。旧型ははがきサイズの印刷に対応していないため、年賀状の印刷はできないので注意しよう。新型が導入されている店舗はローソンのWEBサイトで確認できる。

USBメモリやSDカードといった記憶媒体だけでなく、「ネットワークプリント」というサービスや、「PrintSmash」というスマートフォンのアプリ経由でも印刷が可能だ。ファイル形式は印刷方法によって異なるが、JPEGやPDFなら、いずれの方法にも対応している。

マルチコピー機で印刷するときは、メニューから該当するボタンを選ぶだけだ。記憶媒体なら「写真・文書プリント」、PrintSmashは「スマホでプリント」を選ぼう。

なお、印刷できるのは、あらかじめセットされている私製はがきのみで、セブン-イレブンのように持ち込み印刷はできない。料金は、ネットワークプリントの場合、カラーが1枚70円、白黒が30円で、ほかはカラーが1枚60円、白黒が20円となる。

自作の年賀状デザインを作成するなら

マルチコピー機での印刷や、セブン-イレブンのプリント代行を利用して、オリジナルの年賀状を印刷するなら、作成は専用のソフトを使うのがおすすめだ。

特に「筆まめ」は、デザインが豊富で、イラストは約45万点、フォントは160書体を収録している。定型文も2885点から選べるので、考える手間を省けるだろう。デザインは画面の指示に従うだけで完了するので、それほど難しくはない。

自宅のプリンタを使うなら、宛名のレイアウトも自動であり、住所が長くてもきれいに印刷できる。

お気に入りのデザインが見つからないときは、筆まめを導入してはいかがだろう。

まとめ

コンビニでは、あらかじめ用意されたデザインを選んで年賀状の印刷ができる。インターネットから注文すれば、宛名印刷ができるなどのサービスが充実しており、料金もお得だ。また、一部のコンビニでは、マルチコピー機を使って、はがきに画像や年賀状のデザインを印刷できる。

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