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ためになる!? はがきの豆知識

【相手・シーン別】年賀状に添えるひと言の文例!

プリンタで印刷された年賀状であっても、その中に手書きの文字が1行でも入ると、グッと印象が良くなる。一人ひとりに向けた一言や今年1年の抱負、変わらぬお付き合いを願う一言などを添えてみよう。特に、年賀状が唯一の連絡手段となっている友人・知人には、最近の出来事や家族の様子など、近況報告となることを書いてみてもよい。

■年賀状に添えるひと言の文例①
一般的なひと言

年賀状でひと言を添えるときに、必ず守りたいルールがふたつある。

ひとつは、忌み言葉を使わないこと。たとえば、「死」「去」「絶」「別」「離」「失」「切」「終」「倒」などだ。「格別」や「絶対」「思い切り」あたりは、うっかり使ってしまいがちなので気をつけたい。「去年」は「旧年」「昨年」を使おう。もちろん、ネガティブな内容も避けたい。

もうひとつは、句読点を使わないこと。句読点には「切る」や「終わる」という意味合いがあるため、相手によっては忌み言葉と同様に捉えられるおそれがある。特に縦書きでは使わないのが通例だ。読みづらい場合は、空白を入れたり改行したりすると良い。

・旧年中は大変お世話になりました

・本年も家族共々よろしくお願い申し上げます

・皆様お元気で幸多き年となりますように

・喜びいっぱい 笑顔満開の一年でありますように

・楽しいお正月をお過ごしください

・機会があれば、一緒にごはんにいきましょう

・皆様のご多幸をお祈り申し上げます

・ご活躍をお祈りしております

・またお会いできるのを楽しみにしています

■年賀状に添えるひと言の文例②
普段、なかなか会えない人へのひと言

多忙だったり、遠方に住んでいたりするなどして、なかなか会える機会がない相手に年賀状を送るときは、近況報告をしたり、再会を願っている旨のひと言を入れたりしよう。特に就職や転職、異動といった仕事の変化や、結婚・出産などのライフイベントについては、報告しておきたい。

・ご無沙汰しておりますが、その後お変わりありませんか?

・平素の疎遠をお詫び申し上げます

・早いもので、長女は今年小学校に上がります

・お子さんも大きくなったでしょうね。近くに来たら寄ってね

・もう○年も会ってないですね。今年こそ会いたいですね

・新たな家族が仲間入りしました

・引っ越しましたので一度は遊びに来てください

・10月に転職しました 今年は飛躍できるように頑張ります

■年賀状に添えるひと言の文例③
同僚・友人へのひと言

同僚や友人なら、礼儀をわきまえていれば、目上の相手ほど堅苦しい文章にする必要はない。普段から顔を合わせている関係であれば、年賀状を通して感謝の気持ちを伝えてみるのも良いだろう。

・今年はお互いに飛躍の年にしたいですね

・プロジェクト成功に向け、今年も助け合いつつ邁進しましょう

・同窓会で会えるのを楽しみにしています

・今年こそ、お互いに良い報告ができますように

・いつも仕事を助けてくれてありがとう

・近いうちに女子会を開いて美味しいものを食べましょう

■年賀状に添えるひと言の文例④
会社の上司やお世話になった人へのひと言

上司やお世話になった人など、目上の相手に年賀状を送るとき、「賀正」や「迎春」といった2文字の賀詞は避けたい。これらは略語であり、目上に使うと失礼にあたる。「謹賀新年」や「新春来福」といった4文字の賀詞や、「あけましておめでとうございます」「初春のお慶びを申し上げます」といった文章の賀詞を使おう。

内容は日頃の感謝に加えて、今後も世話になる旨を伝える。詳しい近況報告はせず、あいさつ程度にとどめるのが基本だ。

もちろん、年賀状は1月1日までに届いていなければいけない。12月25日までにはポストに投函するようにしよう。

・旧年中はいろいろお世話になり有り難うございました
本年もよろしくお願い申し上げます

・昨年中のご厚情に心より御礼申し上げます

・昨年は親身なご指導をいただき、ありがとうございました

・教えていただいたことを今も大事に思っております

・今年は入社○年目、先輩のレベルに早く近づけるように頑張ります

・本年も変わらぬご指導のほど よろしくお願い申し上げます

・さらに成長できるよう精一杯努力して参ります

■年賀状に添えるひと言の文例⑤
会社の部下や後輩へのひと言

部下や後輩へ年賀状を送るのであれば、昨年の頑張りを褒めたり、励ましの言葉を添えたりすると良いだろう。

・さらなる活躍を期待しています

・いつでも相談に乗るので声をかけてください

・昨年はチームで頑張ってくれてありがとう

・いつも応援していますよ

・昨年の活躍ぶりは とても頼もしいです

■年賀状に添えるひと言の文例⑥
仕事の取引先・お客様へのひと言

取引先やお客様に年賀状を送るときは、会社の上司やお世話になった人に送るときと同様に、目上の相手としてひと言を添えたい。日頃の感謝と今後もお世話になる旨、相手の発展を願う旨を記載する程度にとどめ、営業色や宣伝色の強い内容は避けよう。

取引先の中には、元旦を休業にしているところもあるが、それでも元旦に届くようにした

・旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました

・御社のますますのご発展を祈念いたします

・今年もご支援のほど、よろしくお願い申し上げます

・本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます

■年賀状に添えるひと言の文例⑦
前年、災害に遭われた方へのひと言

相手が前年に被災しているときは、十分な配慮が必要である。年賀状ではなく、「年始状」として新年の挨拶を送るのがおすすめだ。

年始状では、「賀春」や「謹賀新年」「あけましておめでとう」などの賀詞は使わない。「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」といった具合に、新年の挨拶文を入れる。

その後に添えるひと言については、早い復興や相手の健康を願う程度にとどめ、励ましの言葉は負担に感じる場合もあるので、避けたほうが無難だ。デザインはシンプルが基本だが、相手を元気づけるためにも、派手になり過ぎない程度に明るい配色が良いだろう。

・お役に立てることがありましたらお申しつけください

・○○さんにとって明るい年となりますようお祈りいたします

・寒の入り どうかお体を大切にお過ごしください

■年賀状に添えるひと言の文例⑧
結婚報告をする際のひと言

相手が結婚式や披露宴、二次会などに出席している場合は、年賀状にお礼のひと言を添えると良いだろう。

年賀状で初めて知らせる場合は、その旨を詫びた上で、報告と決意程度にとどめておくのが無難だ。相手が目上であれば、できるだけ簡素に済まそう。姓が変わっているなら、差出人の下か横に旧姓を入れておきたい。

・このたび私たちは結婚しました これから二人で幸せな家庭を築いていきます

・○月○日に入籍して 新たな人生をスタートしました

・遅ればせながら〇月〇日に結婚しました

・未熟な二人ですが今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします

・結婚式ではあたたかいお言葉をいただき ありがとうございます

・披露宴にご出席いただき ありがとうございます

■年賀状に添えるひと言の文例⑨
出産報告をする際のひと言

出産についても年賀状のルールは結婚のときと同じだが、相手によっては出産の話題を好まない場合もあるため、どこまで報告すべきか配慮しよう。最低限、出産した事実や時期を報告するだけでも十分だ。

親しい間柄では、ふりがなつきの名前や正確な誕生日、生まれたときの体重や身長を添えても良いだろう。赤ちゃんの画像は目上の相手には避けたいが、親しい間柄ならかえって喜ばれるはずだ。

・○月に新しい家族が誕生しました

・○月○日に長男(または長女、次男、次女など)○○(ふりがな)が誕生いたしました

・新しい家族ともどもよろしくお願いいたします

・出産時にお心遣いをいただき ありがとうございます

・近くにお越しの際は ぜひ顔を見に来てください

■年賀状に添えるひと言の文例⑩
引っ越しの報告をする際のひと言

本来、引っ越しをしたのであれば、その時点で転居報告をしておくことが礼儀だ。特にビジネスで関わりのある相手に、年賀状で初めて報告するのは避けたい。ただ、転居時期が11~2月の場合は年賀状での報告も失礼にあたらないだろう。

遅れて報告するときは、必ず時期や新しい住所は記載しておきたい。郵便局に転居届を提出しておけば、提出した日から1年間は旧住所宛てでも新住所に転送してくれるが、できるだけ相手が出した年賀状が戻ってしまう事態は防いでおこう。これから引っ越しする予定がある場合も、分かっている範囲で記載しておくと親切だ。

・昨年 左記の住所に転居いたしました ぜひ遊びにいらしてください

・○月にマイホームが完成しました 遊びにいらしてくださるのをお待ちしております

・今年○月には新居が完成し転居する予定です

・〇〇支社勤務となり 左記(または下記)住所に転居いたしました

ひと言メッセージは、パソコンで印字も可能

年賀状作成ソフトを使って、家で年賀状を作成するときは、賀詞や定型文の後ろに、あらかじめひと言メッセージ用の空きスペースを作っておくとよい。スペースが用意されていないと、後になってはがきの前後左右の狭いスペースに書き込むこととなり、全体のバランスが崩れたり、縦書きの文面に対してメッセージだけが横書きになったりして、見栄えが悪くなる。

ひと言メッセージは手書きで書き添えるのが一般的だが、年賀状作成ソフトには、個々の宛先別に異なるひと言メッセージを印刷できる機能が付いているものもある。手書きの文字に自信がない場合や、文章はすべて印刷して見た目に統一感のあるはがきにしたいといったときに便利だ。なかには、何年の年賀状に、誰に、どんなメッセージを書き加えたかを、履歴で残せるソフトもある。年賀状を作成するときに過去に書いて送ったひと言が確認できるので、メッセージを考えるときの参考になる。毎年同じひと言を送ってしまうことも、防げるだろう。

『筆まめでぃあ』からの、ワンポイントアドバイス

年賀状作成ソフト『筆まめ』では、住所録に、ひと言メッセージを書き込む欄が設けられている。文面ファイルのほうで、ひと言メッセージを差し込める設定をしておけば、個々の送り先別にメッセージを変えて印刷することができるので便利。
また、定型文も豊富に選べるようになっており、それぞれにメッセージを考える手間も省けるだろう。相手に合わせて細かな編集もできる。ぜひ利用してみては?

筆まめの詳しい情報については、こちらを参照。

まとめ

印刷された文字でも、心をこめて書かれたひと言メッセージが入っていると、受け取った人の印象は格段に良くなるものだ。特に、日ごろ会う機会の少ない人には、近況の報告を兼ねるなど、ひと言メッセージの欄の内容にも工夫を凝らしてみよう。それだけでもきっと、毎年届く年賀状を楽しみにしてもらえるはずだ。

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