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ホーム>筆まめでぃあ>郵便はがきのそこが知りたい!>[第3回]喪中はがきの作法と郵便番号の読み取り問題! シェアツイート

郵便はがきのそこが知りたい!

[第3回]
喪中はがきの作法と
郵便番号の読み取り問題!

年賀はがきの作法で悩むことと言えば喪中はがきではないだろうか? 若い頃には自分ごとではなかったものの、大人になるにつれて受け取る機会も増え、いずれ差し出す立場を迎える。いい大人になって初めて直面することゆえに、大人としてきちんと対応したいものの戸惑うことも多く…。

実は正式なルールが定まっていない喪中はがき

喪中はがきとは、一年以内に近親者に不幸があった場合に、「服喪(ふくも)」のため年賀=新年の挨拶を控えることをお知らせする挨拶状で、正式には「年賀状欠礼状」と呼ぶ。

もともとは、穢れを広めないための服喪という神道の習わしを起源とする慣習だったが、近年では近親者を喪った悲しみのため喪に服すという意味合いが大きくなってきている。この喪中はがきの慣習、実はまだ新しいもので、これといった明確なルールがなく地域や家庭ごとに異なっていることもあるのだが、一般的とされているのは……

<喪中はがきの一般的なルール>
◎二親等までに不幸があった場合に
◎例年、年賀状を交換している相手に対し
◎12月初旬までに届くように出す

ということになっているようだ。
なお、二親等までとは一親等の両親・配偶者・子・配偶者の両親と、二親等の兄弟姉妹・祖父母・孫までを含むということだが、最近は二親等の祖父母の場合、同居していなければ喪中はがきは出さないという例も多くなってきているようだ。また、仕事関係の方へはあえて喪中はがきは出さず、通常通り年賀はがきを送るという公私を分ける考え方も増えてきている。
いつまでに出すかということについては、相手先が年賀はがきの準備を始めるまでということで、11月中に送ってしまうのが望ましいだろう。

喪中はがきの作法の本題、“あの問題” について…

さて、喪中はがきを出す・出さないについてはそのようなルールが一般的ということが確認できたが、では、はがきそのものの書き方などについては何か作法がないのだろうか? これが本題なのだが、よく悩みとして聞かれるのが「薄墨」問題だ。

通夜や葬儀に持参する不祝儀袋(香典)の表書きは、グレーがかった薄墨で書くものとされており、専用の筆ペンなども販売されている。これは、悲しみ=涙で墨が薄くなってしまったという気持ちを表す作法とされている。一方で喪中はがきにおいては、通夜や葬儀からも日数を経ているのだから、あえて薄墨である必要はないという意見もある。が、前述のとおり、喪中はがきが故人を喪った悲しみから新年を喜べないという気持ちの表れと捉えられるようになってきたため、やはり気持ちの表現として薄墨でという考えが根強いようだ。

ということで、通常の墨で書いてもルール違反とはならないが、ここは素直に、薄墨で書いておくのが大人の作法としては良さそうだ。が、注意点が一つ。裏面の文面は薄墨でいいとして、問題は表面の宛名だ。この連載の第1回でご紹介したとおり、7桁の郵便番号は機械で読み取って自動振り分けされている。薄墨でも読み取りは可能との情報もあるが、少々気がかりではある。できれば郵便番号には通常の黒い墨を使い、宛名は薄墨というように使い分けたい。

パソコンでの印字では、宛名面の墨と薄墨の使い分けができない場合があるが、上の画像のとおり年賀状作成ソフト『筆まめ』では、郵便番号だけは通常の墨で、宛名は薄墨で印刷ということが可能になっている。

ちなみに、喪中はがきを受け取った場合は年賀はがきを出すのは控え、松の内(1月7日)が明けるのを待って「寒中見舞い」を送るのが大人の作法だ。

3回にわたってお届けしてきた本連載も、ひとまずはこれにてお開き。また郵便はがきや年賀はがきについての “なるほど” なトピックが見つかったらお目にかかりたい。

文/クエストルーム

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