先祖のルーツをたどる家系図作り。専用ソフトを使って簡単に!
家系図の作り方&使い道をチェック!(前編)
家系図の作り方&使い道をチェック!(前編)
お盆やお彼岸などで親戚が集まると、決まって昔の思い出話に花が咲きます。そんな時ふと、「ご先祖さまはどんな人だったのかな?」なんて思ったことはありませんか。家系図があれば、先祖のルーツなども一目瞭然となり、話が広がりその場がさらに盛り上がるのではないでしょうか。今回は家系図作りの意味や作り方、できあがった家系図のおすすめの使い道を一緒に見ていきましょう。
先祖をたどって、自分のルーツを知る! 家系図作りの意味とは?
家系図を作り始めると、その楽しさに驚き、どんどんハマっていく方が多いそう。ご先祖様が暮らしていた場所に興味が湧いたり、名前に同じ漢字が使われている会ったことのない親族に親近感が湧いたり、新しい世界が広がります。また、親族が集まった時に、家系図を見ながら、お互いの記憶を持ち寄れば、昔の思い出が鮮明によみがえってくることもあるのでは? 過去を知り、時に思い出し、話題にすることは、ご先祖様を供養することにもなるのではないでしょうか。また、家系図はしっかり作っておけば、子どもや孫たちに引き継ぐことができます。家系図作りを特別な行為や一大イベントだと思わずに、気軽に始めましょう。
家系図作りに必要な先祖のルーツのたどり方
家系図作りに必要な先祖の情報収集はどのように行えばよいのでしょうか。3つの方法をご紹介します。
<方法1> 戸籍謄本・除籍謄本からルーツをたどる
戸籍謄本・除籍謄本を取得すれば、だいたい江戸末期(5~7代前)までさかのぼることができます。戸籍謄本や除籍謄本は、誰でも取得できるわけではなく、戸籍に記載されている人かその配偶者、父母や子、祖父母や孫などの直系親族だけ。それ以外の場合は委任状を添えて申請します。多くの人に協力してもらえるとより深く調べることができそうですね。
<方法2> 本家や菩提寺の過去帳からルーツをたどる
過去帳とは、故人の戒名や俗名、死亡年月日、享年などが記載されている帳簿のこと。自宅や本家の仏壇や菩提寺に保管されている場合が多いです。お寺での閲覧には、個人情報保護の観点から身元の証明が必須。事前に連絡しておくとスムーズに対応してもらえるでしょう。古い付き合いのある菩提寺では、先祖の貴重なお話も聞けるかもしれませんよ。
<方法3> 家系調査サービスに依頼する
家系調査は行政書士や代行サービスに依頼することも可能です。行政書士なら、家系調査のみで5万円~10万円程度、代行サービスなら20万円~50万円程度が相場です。代行サービスは専門に行っている場合も多いよう。高額ですが、家系図作りのノウハウを知り尽くしているので、情報収集のための作業がスムーズに進められます。なによりプロにお任せできるのは安心です。
情報が集まれば、家系図作りも大方はできあがり。後編では、いよいよ家系図を形にしていきましょう。家系図作成ソフト『親戚まっぷシリーズ つくれる家系図3』を使うメリットや出来上がった家系図の使い道についてもご紹介しますよ。お楽しみに!