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ためになる!? はがきの豆知識

お気に入りのデザインで年賀状作りを楽しもう!

2016年8月31日に、日本郵政から、2017年の年賀はがきについてのリリースが発表された。2017年の年賀葉書は、2016年に好評だった「ウェブキャラ年賀」をはじめ、ハローキティをデザインしたものなどが販売される。今年からオープンとなった「年賀特設サイト」についての情報もあるので、年賀状の準備前に参考にしてみよう。

平成29年(2017年)酉年のお年玉付き年賀はがきは、バラエティー豊か!

2017年(平成29年)用の年賀はがきは、前年に発売して好評を博したウェブキャラ年賀をはじめ、バラエティー豊かなラインアップが用意されている。送り先別にはがきの種類を分けるなど、凝った年賀状作りをしてみては?

■全14種類! ウェブキャラ年賀

2017年のウェブキャラ年賀はがきは、前年(2016年)よりも3種類多い、全14種。年賀状づくりが楽しくなるような、幅広い層に人気のあるウェブキャラが勢ぞろいしている。

ウェブキャラ年賀はがきは、パソコンやスマホ、タブレットから専用サイトにアクセスして購入することができる。同サイトでは、文面用のテンプレートも用意されており、文字や文章を自分でカスタマイズして、年賀状を印刷注文することも可能。さらに、1キャラクターごとに、宛名面のデザイン3種類、文面側のデザイン3種類が用意されているので、組み合わせによって1キャラクター 9種類の年賀はがきから選ぶことができる。
また、宛先を印字して、そのまま差し出しの注文をすることも可能。葉書を買う、宛名を書く、文面を書く、投函する、といった年賀状作成にかかる手間を一挙に省くことができるので、忙しい人にはピッタリなサービスだ。
ウェブキャラ年賀の専用サイトはこちら。

2017年 ウェブキャラ年賀 キャラクター
・エヴァンゲリオン ・トイストーリー
・カナヘイの小動物 ・パックマン
・ぐでたま ・ふなっしー
・くまのプーさん  ・ポムポムプリン
・スター・ウォーズ ・魔法つかいプリキュア!
・スーパーマリオ ・リカちゃん
・ディズニー クリスタルシーズン ・ぽすくまと仲間たち

2017年 ウェブキャラ年賀 キャラクター

・エヴァンゲリオン

・トイストーリー

・カナヘイの小動物

・パックマン

・ぐでたま

・ふなっしー

・くまのプーさん

・ポムポムプリン

・スター・ウォーズ

・魔法つかいプリキュア!

・スーパーマリオ

・リカちゃん

・ディズニー クリスタルシーズン

・ぽすくまと仲間たち

■変わらない人気! ディズニーキャラクター 年賀(52円/枚)

切手の部分に、袴姿のミッキーマウスと、2017年の干支・酉年にちなんでドナルドダックとデイジーダックが描かれている。はがきには、5つの「隠れミッキー」がいるので、それを探し当てるのも楽しい。
通信面は、インクジェット対応の無地のみ。

■女子に人気のハローキティ 年賀(52円/枚)

日本の女の子たちだけでなく、海外セレブにも人気のハローキティ。海外にいる人や、外国人の友人に送っても喜ばれるだろう。キティのトレードマークである「リボン」を落ち着いた和風テイストでデザインしているので、大人に送ってもオシャレだ。インクジェットにハローキティが登場するのは、初めて。
通信面は、インクジェット対応の無地のみ。

■インクジェット写真用(62円/枚)

前年までは、お正月の風物をあしらったものと、ディズニーキャラクターのもの、2種類が用意されていたが、2017年のインクジェット写真用年賀はがきは、アイコンにミッキーマウスをシンプルにデザインし、鏡餅や松竹梅のおめでたい柄と合わせたもののみの販売となる。
文面は無地。

■いろどり年賀(52円/枚)

切手部分は、干支である「酉」の文字を大胆にデザインしたもの。色は「もも」色で、文面側も同じ「もも」色。

■寄附金付絵入り(全国版・地方版ともに、57円 うち寄附金5円 /枚)

全国共通のデザイン「全国版」と、地域ならではの風物を描いた「地方版」がある。地方版は全30種類。今年の全国版は、干支の酉にちなんだヒヨコがモチーフで、ヒヨコを卵の黄身に見立てた、温かみのあるデザインだ。

年賀寄附金って、何に使われているの?

寄附金付絵入り年賀はがきを購入すると、1枚につき5円が寄附金となる。「高齢者・障がい者・子どもへの福祉活動」「青少年の健全育成」などの活動や事業を行っている団体を通じて、社会や地域のために役立てられている。 寄附金の使い道について、詳しくはこちらを参照。

2017年(平成29年)の年賀状、販売はいつから?

平成29年(2017年)用の年賀はがきの販売は、2016年11月1日(火)~2017年1月6日(金)まで。ただし、インターネットでは、9月1日(木)~12月25日(日)まで、予約・販売受付を行っている。また、四面連刷タイプは、2016年10月14日(金)から前売り渡しが開始されるが、郵便葉書として利用できるのは、2016年11月1日(火)以降となるので、注意しておこう。
※なお、お年玉付年賀はがき(寄附金なし)の発行枚数は約27億5,580.4万枚、寄附金付お年玉付年賀はがきの発行枚数は9,749.2万枚の予定。年賀郵便の受付は、2016年12月15日(木)からとなっている。

2017年(平成29年)の年賀はがきの抽選日は?

2017年(平成29年)用のお年玉くじの抽選が、2017年1月15日(日)に行われました。

2017年お年玉付年賀はがきの賞品と本数

1等

当選番号:(下6ケタ)

293633

セレクトギフト(1万点以上の商品・旅行・体験プラン等からの選択)又は現金10万円

当選本数:
3,155本

2等

当選番号:(下4ケタ)

6470

ふるさと小包など(39点の中から1点)

当選本数:
315,580本

3等

当選番号:(下2ケタ)

51
45

お年玉切手シート

当選本数:
63,116,140本

2017年お年玉付年賀はがきの賞品と本数

1等

当選番号:(下6ケタ)

293633

セレクトギフト(1万点以上の商品・旅行・体験プラン等からの選択)又は現金10万円

当選本数:
3,155本

B賞

当選番号:(下4ケタ)

6470

ふるさと小包など(39点の中から1点)

当選本数:
315,580本

B賞

当選番号:(下2ケタ)

51
45

お年玉切手シート

当選本数:
63,116,140本

2017年(平成29年)の年賀はがき情報については、2017(平成 29)年用年賀葉書の発行及び販売平成29年用年賀葉書の発行 別冊、次のコーナーで紹介する「郵便年賀.jp」のページなどに、詳しく紹介されているので、参考にしてみよう。 また、最近は、パソコンなどを使って、家庭で年賀状を作成する人も多くなってきた。それにつれて、インクジェット紙の年賀はがきの販売枚数が増えており、主流となってきている。年賀はがきの紙質については、こちらを参照。

2017年(平成29年)の年賀状の特設サイト「郵便年賀.jp」がオープン

「郵便年賀.jp」は、無料の年賀状用テンプレートや素材など、年賀状に関する便利な機能が盛りだくさんの特設サイト。2016年11月1日(火)に新規オープンするので、年賀状を自分で作成する人やインターネットで予約したい人は、要チェックだ。 詳しくは、「年賀特設サイト 郵便年賀.jp」を参照。 Facebookページは、こちら。

2017年(平成29年)の年賀郵便切手・寄附金付お年玉付年賀郵便切手

市販の年賀はがきなどを利用して年賀状を出すときは、別途、切手を用意して貼り付けなくてはならない。普通の切手ではなく年賀状らしいデザインの切手を選べば、おめでたい気分もさらに盛り上がるだろう。
2017年も、例年にならって年賀切手が発行される。種類は、年賀郵便切手と寄附金付お年玉付年賀郵便切手。それぞれ52円、82円の2種類がある。

【年賀郵便切手】
52円のほうは、干支の酉(ニワトリ)をモチーフに、倉敷はりこの鮮やかな絵が描かれている。発行枚数は、1,755万枚(35万1千シート)。
82円のほうは、伊予一刀彫のニワトリがモチーフになっており、色合いもシンプル。発行枚数は、197万枚(19万7千シート)。

【寄附金付お年玉付年賀郵便切手】
52円切手には、寄附金3円が加算されて、売価は55円。こちらも倉敷はりこの「とり」がモチーフ。
発行枚数は、1,245万枚(62万2千5百シート)
82円切手には、寄附金3円が加算されて、売価は85円。伊予一刀彫の酉が描かれている。
発行枚数は、128万枚(6万4千シート)。

年賀郵便切手・お年玉付年賀郵便切手について、詳しくはこちらを参照。

年賀はがき・年賀状の発足と歴史

日本では、平安時代の後期ごろから、人々の間で新年のあいさつを書状にしたため、送り合う習わしがあった。そのころは、上流階級の人々のみが行う習慣だったが、江戸時代になると飛脚が登場し、年賀状のやりとりも次第に活発に。お年玉付き年賀はがきの始まりは、昭和24年(1949年)12月1日に発行されたはがきからになる。

明治4年
(1871年)
郵便制度が発足する。
郵便物の取り扱いや切手の発行は、東京・京都・大阪の3都市および東海道線の各駅で3月1日に始まり、翌年には、ほぼ全国展開となる。
早馬や飛脚による通信が徐々に近代化してくるが、年賀状の数はまだ少なく、形状も葉書ではなく書状。
郵便制度が発足した3月1日を新暦に換算した4月20日は、郵便記念日(旧 逓信記念日)。
明治6年
(1873年)
郵便はがきが発売開始になり、郵便料金が日本全国で均一になる。
このことから、はがきで年賀状を送り合う習慣が急速に広まる。
書状と比べて料金も安く、手軽に送ることができる葉書の年賀状が人気となる。今と違い、正月が明けてから年賀状を書いていたため、郵便局の繁忙期も年末ではなく、年明けだった。
明治32年
(1899年)
年賀状を一定の期間内に出すことによって、元旦の消印を押して、元旦以降に配達してもらえる「年賀郵便特別取扱」が開始となる。 年賀状は、元旦や2日になってからの書初めとして書かれていたもの。現在のように、前年の年末に年賀状を準備する習慣は、このころから開始となった。
明治33年
(1900年)
年賀郵便特別取扱局が拡大され、私製はがきの取り扱いも開始となる。
明治38年
(1905年)
年賀郵便特別取扱局が拡大され、日本全国の郵便局で実施されるようになる。 関東大震災や天皇崩御など、特別取扱が取りやめとなった年もあった。
昭和10年
(1935年)
私製はがきに貼り付けるための年賀切手が発行される。 このころから、年賀状のやりとりが活発に。
昭和13年
(1938年)
年賀切手の発行が停止となる。 日中戦争、太平洋戦争によって、年賀状の取り扱いも激減。
昭和15年
(1940年)
年賀郵便特別取扱が停止となる。
昭和23年
(1948年)
年賀郵便特別取扱、年賀切手の発行が再開。
干支にちなんだ郷土玩具の柄の年賀切手となる。
戦争の終結とともに、年賀状を送り合う平和も復活。郵便も徐々に事業を復活させていく。
昭和24年
(1949年)
お年玉付年賀はがき、寄附金付年賀はがきが発行される。
新しい試みとして、年賀はがきを受け取った人のなかから抽選で賞品が贈られる取り組みが開始される。
日本初!昭和25年用の年賀状のお年玉賞品は、特賞=ミシン、1等=純毛洋服地、2等=学童用グローブ、3等=学童用こうもり傘。
年賀状のやりとりに、楽しみが増えた。
昭和57年
(1982年)
寄附金付年賀はがきに絵入りのものが登場。裏面に絵や賀詞が印刷される。 この次の年には、ふるさとの絵柄が入った「地方版」の年賀状も発売となる。
平成17年
(2005年)
インクジェットプリンタに適した、写真用年賀はがきが発行される。 自宅のパソコンとプリンタを使って、デジカメで撮った写真をレイアウトしたオリジナルの年賀状を作成・印刷するスタイルが定着。
平成19年
(2007年)
郵政民政化が行われる。
カーボンオフセット年賀葉書、キャラクター年賀葉書など、さまざまな新商品も加わる。
日本郵政グループの取り組みによって、年賀状は「送る」から「贈る」へ。年賀状にも新しい価値を創造・提案している。
平成22年
(2010年)
スマートフォンで動作する、年賀状作成アプリが登場する。 文面の作成のほか、一部のアプリでは、宛名印刷や投函まで依頼できるものも。スマートフォンだけで年賀状を作成~投函できる時代となった。
平成27年
(2015年)
LINEビジネスコネクトを利用した年賀状作成サービスが登場する。 LINEで「ぽすくま 森の年賀状屋さん」に写真を送ると、年賀状をデザインしてくれるサービス。2016年からは、ドラえもんやウルトラヒーローとのコラボなど、バリエーションも広がる。
明治4年
(1871年)
郵便制度が発足する。
郵便物の取り扱いや切手の発行は、東京・京都・大阪の3都市および東海道線の各駅で3月1日に始まり、翌年には、ほぼ全国展開となる。
早馬や飛脚による通信が徐々に近代化してくるが、年賀状の数はまだ少なく、形状も葉書ではなく書状。
郵便制度が発足した3月1日を新暦に換算した4月20日は、郵便記念日(旧 逓信記念日)。
明治6年
(1873年)
郵便はがきが発売開始になり、郵便料金が日本全国で均一になる。
このことから、はがきで年賀状を送り合う習慣が急速に広まる。
書状と比べて料金も安く、手軽に送ることができる葉書の年賀状が人気となる。今と違い、正月が明けてから年賀状を書いていたため、郵便局の繁忙期も年末ではなく、年明けだった。
明治32年
(1899年)
年賀状を一定の期間内に出すことによって、元旦の消印を押して、元旦以降に配達してもらえる「年賀郵便特別取扱」が開始となる。 年賀状は、元旦や2日になってからの書初めとして書かれていたもの。現在のように、前年の年末に年賀状を準備する習慣は、このころから開始となった。
明治33年
(1900年)
年賀郵便特別取扱局が拡大され、私製はがきの取り扱いも開始となる。
明治38年
(1905年)
年賀郵便特別取扱局が拡大され、日本全国の郵便局で実施されるようになる。 関東大震災や天皇崩御など、特別取扱が取りやめとなった年もあった。
昭和10年
(1935年)
私製はがきに貼り付けるための年賀切手が発行される。 このころから、年賀状のやりとりが活発に。
昭和13年
(1938年)
年賀切手の発行が停止となる。 日中戦争、太平洋戦争によって、年賀状の取り扱いも激減。
昭和15年
(1940年)
年賀郵便特別取扱が停止となる。
昭和23年
(1948年)
年賀郵便特別取扱、年賀切手の発行が再開。
干支にちなんだ郷土玩具の柄の年賀切手となる。
戦争の終結とともに、年賀状を送り合う平和も復活。郵便も徐々に事業を復活させていく。
昭和24年
(1949年)
お年玉付年賀はがき、寄附金付年賀はがきが発行される。
新しい試みとして、年賀はがきを受け取った人のなかから抽選で賞品が贈られる取り組みが開始される。
日本初!昭和25年用の年賀状のお年玉賞品は、特賞=ミシン、1等=純毛洋服地、2等=学童用グローブ、3等=学童用こうもり傘。
年賀状のやりとりに、楽しみが増えた。
昭和57年
(1982年)
寄附金付年賀はがきに絵入りのものが登場。裏面に絵や賀詞が印刷される。 この次の年には、ふるさとの絵柄が入った「地方版」の年賀状も発売となる。
平成17年
(2005年)
インクジェットプリンタに適した、写真用年賀はがきが発行される。 自宅のパソコンとプリンタを使って、デジカメで撮った写真をレイアウトしたオリジナルの年賀状を作成・印刷するスタイルが定着。
平成19年
(2007年)
郵政民政化が行われる。
カーボンオフセット年賀葉書、キャラクター年賀葉書など、さまざまな新商品も加わる。
日本郵政グループの取り組みによって、年賀状は「送る」から「贈る」へ。年賀状にも新しい価値を創造・提案している。
平成22年
(2010年)
スマートフォンで動作する、年賀状作成アプリが登場する。 文面の作成のほか、一部のアプリでは、宛名印刷や投函まで依頼できるものも。スマートフォンだけで年賀状を作成~投函できる時代となった。
平成27年
(2015年)
LINEビジネスコネクトを利用した年賀状作成サービスが登場する。 LINEで「ぽすくま 森の年賀状屋さん」に写真を送ると、年賀状をデザインしてくれるサービス。2016年からは、ドラえもんやウルトラヒーローとのコラボなど、バリエーションも広がる。

まとめ

年賀はがきや切手には、さまざまな種類のものが販売されている。仕事関係、友人・知人、家族や親戚など、送る相手によって種類を変えれば、おっくうになりがちな年賀状の準備も、楽しんでできるかもしれない。デザインが美しいものが数多くそろっているので、お気に入りのものをじっくりと選んでみては。

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